2章―16 なつの想い④

 

なつ:「私ね・・・結婚するんだ」

 

なつの口から想像もしない言葉が出てきた

 

いきなりの想像もつかない言葉に頭が着いていかず言葉が出てこない

 

拓斗:「・・・・・・・・・え・・・え??・・・???」

 

なつ:「うん、結婚しようと思ってる。ちょっと前から結婚を前提に付き合いたいって言ってきている人がいてね・・・良い人そうだから大丈夫かなって」

 

なつ:「今日はその報告と決心をつける為に拓斗と話したかったの」

 

まだ思考が追い付かない拓斗は言葉が出てこなかった

 

なつ:「お祝い・・・してくれる?」

 

拓斗が困った顔をしているのでどうしたらいいか分からず困った様な顔で言うなつ

 

拓斗:〈そんな困った顔するなよ・・・どうもこうもないだろ!〉

 

心の中でそう言う拓斗はようやく頭が追い付いてきたようだ

 

拓斗:「そんな困った顔するなよな!笑ってる顔の方が似合ってるんだから・・・・・・するに決まってるだろ!おめでとう!」

 

拓斗は自分の思いをおさえ、なつにお祝いの言葉を言う。その言葉を聞きホッとするなつ

 

拓斗:「そんな人いるのならちゃんと言えよな。ってか結婚式呼んでくれよ!」

 

自分でも無理しているのは分かるがここは押し通すしかないと決めた拓斗はその後もなつに質問攻めをした

 

内容はもちろん相手についてだった

 

 

 

ひとしきり質問が終わった後しばらく世間話をしてからそろそろ帰ろうという話になりお店を出て車に向かい歩く二人

 

拓斗:「っていうかさ、婚約相手いるのに一人暮らしの男の家とか来るもんじゃないよ」

 

なつはアハハと笑う

 

なつ:「まだ婚約っていうか付き合ってもないから大丈夫だって、それに拓斗は知っている仲だから大丈夫かなって」

 

拓斗:「いやいや、男ってのは自分以外の人とあんまり関わってほしくないもんだからもうダメだぞ」

 

なつ:「はいはい、もう行きませんよ」

 

そう言いながら車に乗りエンジンをかけ出すなつ。拓斗が見送りをしてくれると分かったので窓を開けた

 

なつ:「拓斗・・・ありがとね!拓斗もFXでちゃんと成功するんだよ!」

 

拓斗:「当たり前だろ!成功した時はお前にも方法教えてあげるからな!!」

 

幸せになと最後になつに告げてなつは手でバイバイしながら去っていった

 

なつの車が見えなくなったのを確認してから拓斗も車に乗り込み駐車場を後にした

 

 

続く