2章―10 そして週末へ

 

あれから日中は仕事、夜はFXの勉強をずっと続けていた拓斗は大分知識が増えた事を自分でも感じていた

 

拓斗:「うん、これならいつでも始められそうだ、早く来ないかな・・・」

 

RPGで言えば、はじまりの街から出られるレベルになったと感じているらしい。あとは実践で覚えていこうとしているみたいだ

 

だが、肝心の書類がまだ届かずいまだにトレードは出来ずじまいでいた

 

拓斗:「もう金曜だし今週は無理だな・・・せめて来週頭からはトレードしてみたいなぁ」

 

FXは土日は動いてないので、月~金までがトレード出来る時間である

 

その為今日書類が届いても段取りをしたりでする事が出来ないだろうという考えみたいだ

 

早くトレードしてみたいのだろう。拓斗は待ちきれずまるで子供の様にワクワクしていた

 

拓斗のイメージの中では1年後には勝率と利益も上がりいわゆる勝ち組になっている自分を描いていた

 

〈最初は苦戦するかもしれないけど、仕事と一緒。コツさえ掴めばすぐに利益を重ねまくれるはずだ・・・あー!もう楽しみでしかない!!〉

 

目をつぶりながらコブシを握り唇をかみしめている拓斗

 

もし誰かに見られていたら変人だと思われるだろう

 

しばらくその状態のままであったが、落ち着いてきたのか一旦座り携帯を見だした

 

見ている内容はなつからのメールであった。しばらく前から来ていたが返信をし忘れていた

 

なつ:「明日の昼3時からここの喫茶店で会おう(^^)喫茶店の場所付けたけど分かる?」

 

拓斗:「大丈夫だよ、場所もここなら行った事あるから分かるよ!」

 

と返信し携帯を置く

 

時刻は22時過ぎ。拓斗は寝る準備をしていた

 

夜よりも朝の方が情報を入れやすいと考えているので早めに寝て早めに起きている習慣を心掛けているのだ

 

明日も朝起きてからFXの情報を取り入れる為に今日は早めに就寝するようだ

 

拓斗:「おやすみ~」

 

独り言をつぶやきながら目をつぶる

 

 

「・・・・・・・・・くぅー・・・・・・」

 

1分も経たず寝息をたてだした、のび太の如くの速さであった

 

 

続く