2章―9 頑張ってね

 

「「・・・・・・・・・」」

 

しばらくの間沈黙が続く

 

お互い何を話せばいいか迷い中々言葉が出てこないでいた

 

そのまま延々と沈黙が続くかと思った時、口が開いた

 

なつ:「・・・・・・うん、そろそろ帰ろっかな!さすがにもう遅いし」

 

そう言ってなつは立ち上がり帰り支度を始め出した

 

拓斗:「そ、そうだね・・・帰り送ってくよ」

 

拓斗も慌てて立ち上がり出かける段取りをし出す

 

なつ:「別に見送りとかいいって、すぐ近くだから歩いていくよ」

 

拓斗:「いや、もう遅いし何かあったら大変だから送るよ」

 

お互い譲る気はないらしい、しばらくこの会話のやり取りが続いていった・・・

 

 

 

スタスタスタ・・・

 

スーパーの駐車場に向かい歩いていくなつ

 

その隣には拓斗がいた

 

あの後結局歩いて送っていくと拓斗が言い、あきらめたなつは二人で歩いて行く事にしたのであった

 

なつ:「天気いいね~星空キレイ」

 

顔を上げながらそうしゃべるなつ、確かに空は綺麗であったが前を向いてなくても大丈夫なのだろうか・・・

 

拓斗:「確かに、今日は天気いいね」

 

隣の拓斗も同じように上を向きながら歩いていた

 

拓斗:「でもまだ肌寒いかな、もう少ししたら夜がちょうどいい気温になりそうだ」

 

となりでなつは「うんうん」と言っている。二人とも視線は前に変わっておりその先にはもうスーパーが見えていた

 

なつ:「こんな天気は高校時代思い出すよね、またあの頃に戻りたいな・・・」

 

拓斗はそれを聞いても何も答えなかったいや、答える事が出来なかった

 

なつ:「・・・なんてね、送ってくれてありがとう」

 

そう言って車に乗るなつ。拓斗は「気を付けて帰りな」と返した

 

なつ:「拓斗・・・あのさぁ」

 

拓斗:「ん?どうかした?」

 

なつ:「何でもない!あ、やっぱり・・・週末って空いてる?ちょっと話あるんだけど」

 

拓斗:「空いてるよ、話って?」

 

なつ:「その時言うから今は言わない。また時間とか決まったら連絡するね」

 

バイバイと言いなつは去っていった

 

拓斗はなつが行ったのを確認してからまたアパートに向かい歩きだした

 

拓斗:「うん・・・空はキレイだけど、やっぱり寒いな」

 

 

続く



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